ヤクルト・ドラ4増居 25歳の遅咲きのルーキーがプロ初先発初勝利 2度の指名漏れも社会人で急成長、体重増で球速アップ
「ヤクルト3-1巨人」(19日、神宮球場)
ヤクルトが2連勝で3カード連続勝ち越しとして首位の座をキープした。貯金は今季最多の「9」。ドラフト4位・増居翔太投手(トヨタ自動車)がプロ初先発で5回2安打4奪三振1失点と好投しプロ初勝利をつかんだ。
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25歳、遅咲きのルーキーだ。彦根東時代は2018年春の選抜大会で花巻東相手に九回まで“無安打無得点”投球を披露し、プロ注目の逸材となった。
プロ野球への意識が芽生えたのは「大学3年生ぐらい」。慶大3年時の21年度のドラフトで、慶大からソフトバンクの2位で正木智也、オリックスの4位で渡部遼人の両外野手が入団。「一緒にやっていた先輩方がプロに行くのを間近で見たのが一番大きい」。だが自身の大学4年時、トヨタ自動車入社2年目も指名はなかった。
「2回、指名漏れをした。しょうがないと思っていました」。ただ、社会人時代にウエートトレーニングの成果もあり、体重が5、6キロ増え「出力が出るようになった」。持ち味は制球力だが、球速も上がり急成長した。2度の指名漏れを経て、入社3年目の25年度ドラフトで指名を受けた。
プロ入りまでは決して順風満帆ではなかったが、1年目から即戦力として活躍。下位指名であり、ヤクルトにとっては“掘り出しもの”と言っても過言ではない。(デイリースポーツ・伊藤玄門)
