巨人・田中将 自身初の伝統の一戦「いい投球をして勝利につなげる」16日スライド登板
「阪神(降雨中止)巨人」(15日、甲子園球場)
巨人の田中将大投手(37)が15日、スライド登板で16日の阪神戦(甲子園)に先発することが決まった。14時30分に決まった雨天中止に、気持ちを即座に切り替える。「雨がね、早い段階で決まったのでよかったです」。自身初となる伝統の一戦で誓うは勝利のみだ。
今季はここまで2試合に登板して1勝0敗、防御率1・42。春季キャンプから状態のよさをキープし続けている。杉内投手チーフコーチは好調の要因を問われ、「変化球に頼らなくてもファウル、見逃しが取れている」と直球の強さを挙げた。
昨季巨人に移籍したが、阪神との対戦はなし。伝統の一戦のマウンドに満を持して向かう。その舞台は甲子園だ。だが、熱を帯びる周囲とは対照的に「(甲子園への)特別な感情は別にない」と言い切る。聖地にまつわる物語を切り離した。
14日には逆転勝利し、弾みをつけた勢いを水に流すわけにはいかない。「伝統の一戦と言われるカードは他にはない。誰もが経験できることではないと思うんで。いい投球をして勝利につなげることができればいい」。思い出には浸らない。闘志全開で、勝利のバトンをつないでいく。
