日本ハム開幕9連続弾!23年ぶり球団最長タイ 新庄監督「WBCのドミニカに見えてきた」85年虎に並んだ22発

 「日本ハム8-2オリックス」(5日、エスコンフィールド)

 日本ハムが連日の一発攻勢で今季初の同一カード3連勝。連勝を4に伸ばし、今季初の貯金1とした。同点の七回に万波中正外野手(25)が決勝の5号3ランを放ち、チームは2003年の球団記録に23年ぶりに並ぶ開幕9試合連続本塁打をマーク。すでに22本塁打という恐怖の重量打線が、パ・リーグを席巻している。

 伸びていく放物線が左翼フェンスを越えると、本拠地・エスコンに割れんばかりの大歓声が響いた。勝負を決めたのは、開幕から途切れることなく、またも飛び出した9試合連続の一発。万波の決勝弾で23年ぶりに球団記録に肩を並べ、胸のすく逆転勝ちだ。「WBCのドミニカ(共和国)のチームに見えてきた。な~んもすることない。僕の大好きな小細工作戦しなくていい」。新庄監督も笑いが止まらなかった。

 同点の七回2死一、二塁。低めのスライダーに泳がされながら左手一本で拾った技ありの一撃だった。「まさか入るとは思わなかった。よく打ったなと思います」。打った万波にとっても、想像以上の飛距離だった。

 八回には先頭の田宮も右中間への1号ソロ。チーム全体の意識改革が実を結んでいる。「秋のキャンプから一人ずつのミーティングを本当に細かく、打撃をかみ砕いてできた。そこはチームとしていい取り組みができているのかな」と横尾打撃コーチ。今春キャンプでは元中日の山崎武司氏を臨時コーチに招へい。万波、野村らは授かったアドバイスをもとに、レベルアップに励んできた。

 開幕9試合で22本塁打は、あの85年阪神に並ぶ本数だ。指揮官は「みんなの実力ですよ。練習の成果」と選手をほめたうえで、横尾コーチ、山崎氏とともに八木裕前打撃コーチの名前を挙げ「八木さんが常に『ホームランを狙わないと打てないよ』という指導をしてくれていたのが、ものすごく大きい」と、積み重ねを強調した。

 ただ、記録には興味なし。新庄監督は04年巨人の開幕33試合連続本塁打を挙げ「それは抜けないでしょ。1回切ってもらって。この話題、もういい。タイムリーでいい」とぜいたくな願いを口にし、万波も「選手は誰も連続ホームランを意識していないと思いますよ」と笑い飛ばした。各々(おのおの)が自分の打撃向上に集中してきたからこそのアーチ量産。連勝モードで貯金生活に入った今、勢いはまだまだ止まりそうもない。

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