ロッテ・ドラ2毛利がプロ初勝利 球団76年ぶり新人開幕投手に応えた5回0封 サブロー監督に初勝利プレゼント 

 サブロー監督(左)とウイニングボールを手にする毛利(撮影・佐藤厚)
 4回、源田を空振り三振に打ち取り、ほえる毛利(撮影・佐藤厚)
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 「ロッテ3-1西武」(27日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテは二つの大きな“初勝利”が重なった。サブロー監督就任初勝利。そしてドラフト2位・毛利(明大)のプロ初勝利。2人でウイニングボールを挟んで、ハートを作った。サブロー監督はそのボールを毛利に手渡した。

 「ここからうちのエースとしてやっていってくれるためにプレゼントしました」-。

 「結構反対されたんですけどね」という中の大抜てきだった。球団史上新人選手の開幕投手は1950年の榎原好以来76年ぶり。立ち上がりは「緊張しすぎて、覚えていない」と言う。それでも5回4安打無失点。大役を見事に果たした。

 最大のピンチは四回無死二塁の場面。4番・カナリオには強気に6球続けての内角直球で捕飛に打ち取った。「変化球を投げたくて首を振ったんですけど、(松川)虎生が強気で“大丈夫だ、こい”って。自分も投げ込むだけだった」。続く2死一、二塁では源田を空振り三振。大きくガッツポーズを作ってほえた。

 サブロー監督も「あの回がポイントだったと思う。あれを抑えてちょっと勝ったかなと思った」と振り返る。「うれしいけど、僕が勝ったことよりも、毛利が勝てたことがうれしい。大丈夫かなって思ってたんですけど、やっぱり強心臓の持ち主ですね」と目尻を下げた。

 五回を投げ終えたベンチでは、毛利は隣に座ったサブロー監督から背中越しに肩をポンポンとたたかれた。「サブさんの初勝利を自分が決められるように」と開幕投手を託された時の思いを明かす。76年前も新人投手が開幕戦勝利。その年はリーグV、日本一。ニューヒーローは「1勝目の勢いに乗って、チームを勝たせるピッチングをしていきたい」と満員のファンに誓った。

 ◆毛利 海大(もうり・かいと)2003年9月14日生まれ、22歳。福岡県出身。177センチ、77キロ。左投げ左打ち。投手。福岡大大濠、明大を経て25年度ドラフト2位でロッテ入団。150キロ超のストレートと多彩な変化球が魅力。目標は新人王。

 ◆セ・パ両リーグ同時に新人開幕投手の白星は初 セ・パ両リーグで同時に開幕投手を務めた新人2投手が白星を挙げたのは史上初。1952年は阪神・三船正俊と広島・大田垣喜夫が勝利投手となり同じセ・リーグだった。

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