神村学園・龍頭汰樹 阪神・ドラ4早瀬から学んだエースの責任「甘かった」延長十回の失投悔やむ 夏リベンジへ

 「選抜高校野球・2回戦、智弁学園2-1神村学園」(25日、甲子園球場)

 神村学園(鹿児島)の龍頭汰樹投手(3年)は最後までマウンドを譲らなかった。エースの意地を体現した125球の力投は実らず。ぐっと歯を食いしばり敗戦の責任を背負った。

 「神村学園のエースとして甘さがあったから今日は負けてしまった」

 1球が明暗を分けた。延長十回タイブレーク無死一、二塁から浮いたフォークを捉えられて右前打を許し、無死満塁。追い込みながらも低めに決めきれなかった失投を悔いた。「その1球が甘かった。1球で負けるというのが分かった」。1死満塁から中犠飛での1失点で切り抜け、タイブレークの結果としては“及第点”。強打の智弁学園相手に10回9安打2失点と粘った。完封した1回戦の横浜戦に続き2試合連続完投を遂げるも、勝利に導けなかった結果を受け止めた。

 チームを勝たせてこそ得られるエースの称号。1学年の上の先輩で阪神ドラフト4位・早瀬朔投手(18)からは「マウンドに立ったときは最後まで責任を持って投げきる」ことを学んだ。神村学園の背番号「1」に宿るプライドを絶やすわけにはいかない。「マウンドを譲りたくない気持ちはすごくある。信頼されるようなエースになりたい」と覚悟をにじませた。

 「もっとストレートの質も上げて。(フォークは)低めに投げる技術を磨いていきたい」。自他ともに認めるエースとなって夏の甲子園に帰還する。

 ◆龍頭 汰樹(りゅうとう・たいき)2008年4月27日生まれ、17歳。福岡県久留米市出身。170センチ、67キロ。右投げ両打ち。投手。小学1年から高良内レッドタイガースで野球を始め、明星中時代は筑後ボーイズでプレー。神村学園では1年秋からベンチ入り。最速140キロ。

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