今秋ドラ1候補、山梨学院の「二刀流」菰田 今年は投手に比重「一番自信があるピッチャーを上げていきたい」今春DH制導入生かす
山梨学院が8日、山梨県甲府市の同校グラウンドで練習を行い、今秋ドラフト1位候補で投打「二刀流」の菰田陽生主将(2年)が今年は投手に比重を置くことを明かした。
昨年まで二刀流として春夏連続で甲子園に出場したが、昨年12月からチーム方針として練習の比重を投手8・5割、打者1・5割に変更。最速152キロの右腕は「一番自信があるピッチャー(としての状態)を今、一番上げていきたい。真っすぐが一番の持ち味。真っすぐで押していけるように」と理想を描いた。
昨年の明治神宮大会や夏の甲子園で課題も見つかった。「ピンチの場面で抑える力がなかった。ボールが荒れてフォームも崩れてしまっていた」。現在はキャッチボールなどで投げ込みの量を増やし、出力アップに取り組んでいる。
今春から指名打者(DH)制が導入され、吉田洸二監督(56)は「われわれにとっては最高のルールができた。(DHの)第一候補はダントツで菰田」と歓迎。投打で活躍し、菰田が憧れる“リアル大谷翔平”としての期待も掛かる。
チームは昨秋の関東大会を制し、今春の選抜大会出場は確実。菰田は進路についてプロ一本を明言し「チームとして夏の甲子園優勝。個人としてはドラフトで一番高い順位」と目標を掲げた。年末年始は地元千葉でオフを満喫し、初詣で訪れた酒折宮(甲府市)で引いたおみくじは大吉だった。運も味方に、結果でプロ入りをたぐり寄せる。
◆菰田 陽生(こもだ・はるき)2008年12月21日生まれ、17歳。千葉県御宿町出身。194センチ、101キロ。右投げ右打ち。小学1年から御宿少年野球クラブで野球を始め、御宿中時代は千葉西リトルシニアでプレー。山梨学院では1年春からベンチ入り。50メートル走6秒4、遠投95メートル。最速152キロ。球種は直球、スライダー、カーブ。好きな野球選手は大谷翔平。





