オリックス 頓宮裕真は1500万増の8500万円でサイン 来季へ「もっと打ちまくりたい」 6選手が契約更改
オリックスの6選手が16日、大阪市内の球団施設で契約更改に臨み、頓宮裕真捕手が1500万増の8500万円、国内FA権を行使せず残留を決めていた山岡泰輔投手が1200万円増の8000万円、麦谷祐介外野手が800万増の年俸2300万円、権田琉成投手が現状維持の700万円、山口廉王投手が50万増の550万円、育成の宮国凌空投手が50万増の300万円でサインした。(金額は推定)
頓宮は今季129試合で打率・249、13本塁打、54打点。23年に首位打者。今季は主将を務めた。来年に向けて「打たないとチームに何も貢献できない。もっと打ちまくりたい」と言葉に力を込めた。
山岡は今季リリーフ41試合で5勝2敗、13ホールド、防御率4・25。来季は岸田監督の意向もあり先発として期待されており右腕は「(先発陣に)いい選手がいっぱいいるので、そこに負けないように」と意気込みを示した。
2024年度ドラフト1位の麦谷は新人イヤーだった今季79試合で打率・231、1本塁打10打点、12盗塁。6月に左手薬指の骨折で1軍抹消したものの、復帰後の8月26日のロッテ戦でプロ初本塁打。来季へ「(球団から)レギュラーを獲ってほしいと言われましたので、期待に応えられるように」と表情を引き締めた。
高卒新人の山口は今季最終戦で1軍デビューを果たし「1軍で投げられたことは勉強になったし、来年につながることは多くありました」と手応え。プロ初勝利を挙げるなど今季9試合で1勝、防御率5・56だった権田は「来年は今年の倍以上なげられるように」、ウエスタン18試合に登板した宮国は、今オフに宮城からチェンジアップの助言を仰ぐ考えだ。





