東京六大学100周年祝賀会 元巨人・高橋由伸氏は長嶋野球でさらなる発展願う「魅力ある選手が出てこないといけない」

 東京六大学野球連盟の結成100周年記念祝賀会が7日、都内のホテルで開かれた。

 慶大OBで歴代最多の通算23本塁打を放った元巨人・高橋由伸氏(50)は「今こういうふうに歴史を感じると六大学で野球をやれてよかったなと思います」と、慶大時代に過ごした4年間に感謝。「当時のことを昨日のことのように思い出す時点で年をとったんだなと思います」と笑みを浮かべ、「でもこの中にいたら、まだまだ若造ですから。あいさつ回りで頭下げています」と笑った。

 これからの100年へ。高橋氏は六大学野球のレジェンド・長嶋茂雄氏の名前を挙げて、さらなる発展を願った。「勝つ、負けるももちろん大事ですけど、長嶋監督が大学野球にいた頃はプロ野球よりも人気があったと言われていたと聞きます」とし、「そういった人気っていうのも魅力ある試合、選手が出てこないといけないですから、そういった選手たちの頑張りに期待したい。そういう人材が野球界、また違った社会に出ても活躍することで、六大学の素晴らしさが引き継がれていくと思いますから、これからも選手たちにそういったものを期待したい」と話した。

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