今季限りでロッテ退団の荻野貴司 40歳で異例の海外挑戦視野「ここから成長できることもある」

 今季限りでロッテを退団した荻野貴司外野手(40)が5日、東京都墨田区にオープンした屋内スポーツ複合型施設「SPONOBA(スポノバ)」の記念イベントに参加。終了後に取材に応じ、海外も含めて新天地を探す思いを明かした。

 「まだ何も決まってないので詳しいことは言えないですけど、今チームを探しているところです」と現状を説明。「NPBっていう思いはなくて。新しい経験としてどこかでできれば」と明かし、海外かと問われ、「行ってみたいという気持ちはあります」と話した。

 ロッテからは引退とコーチ就任、セレモニー実施を提案されていたが、現役続行を選んだ。「しっかり話し合いもできた。もめたっていう感じでもない」と言う。ファンに対しては「けがが多いにも関わらず、どんな時も応援してもらった」と感謝の思いも述べた。

 21年には36歳で最多安打、史上最年長盗塁王に輝いた。「もう40ですけど、ここから成長できることもあるかなって思います」。まだ限界は先。挑戦を続けていく。

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