西武 日本ハムからFAの石井獲得 広池本部長「もっと評価されていい」同年FA2人加入は球団初
西武は5日、日本ハムから国内FA権を行使した石井一成内野手(31)と契約合意に達したと発表した。埼玉県所沢市の球団事務所で取材に応じた広池球団本部長は「31歳、9年目だが今年の数字がキャリアハイ。打撃の指標も良く、二塁守備の数値も非常に良くて、かなりチームに貢献できる選手。もっと評価をされていい」とたたえた。
二塁は滝沢に加え、外崎も狙っているが、広池本部長は「(石井を)獲得できたことで内野の競争が非常に激しくなって、その競争がチーム力の向上につながる」と、今回の補強が3年連続Bクラスに低迷するチームの成長速度を上げることに期待した。
石井は早大から2016年度ドラフト2位で日本ハムに入団。今季は108試合に出場し、打率・259、6本塁打、30打点だった。西武は既にDeNAから海外FA権を行使した桑原将志外野手(32)を獲得。同年にFA選手2人を獲得するのは球団史上初だ。
また、広池本部長は巨人を戦力外となった高橋礼投手(30)との交渉についても「(育成で)獲得の方向で動いています」と現状を話した。





