ロッテを退団した荻野貴司 海外でのプレーも選択肢「行ってみたい気持ちはある」40歳現役続行希望「まだ成長できる」

 屋内スポーツ複合型施設「SPONOBA」のオープン記念イベントでトークセッションを行った前ロッテの荻野
 屋内スポーツ複合型施設「SPONOBA」のオープン記念イベントで登壇した(左から)前ロッテの荻野、元巨人・高橋氏、トレーナーで代表取締役の木村氏
 屋内スポーツ複合型施設「SPONOBA」のオープン記念イベントに参加した前ロッテの荻野(左)、元巨人・高橋氏(右)、トレーナーで代表取締の木村氏
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 今季いっぱいでロッテを退団した荻野貴司外野手が改めて現役続行を希望。海外も含めて、新天地を探す思いを明かした。5日、東京都墨田区にオープンした、トップアスリートの競技力向上から幼児の運動遊びまでをサポートする屋内スポーツ複合型施設「SPONOBA(スポノバ)」の記念イベントで、元巨人・高橋由伸氏と登壇。イベント終了後に取材に応じた。

 「まだ何も決まってないんで、ちょっと詳しいことは言えないですけども、今チームを探しているところです」と現状を説明。NPBでのプレーについては「NPBっていう思いはなくて。はい。新しい経験としてどこかでできれば」と明かし、「(海外に)行ってみたいなっていう気持ちはあります」と話した。

 ロッテからはコーチ就任、引退セレモニーの実施を提案されていたが、現役続行を選択。退団となった。「球団としっかり話し合いもできたんで。揉めたっていう感じでもなく。16年もお世話になったんで、僕は本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と言う。ファンに対しては「本当に怪我が多いにも関わらず、どんな時も応援してもらっていた」と感謝の思いも述べた。

 2019年から「SPONOBA」を立ち上げた木村匡宏トレーナーの元でトレーニングを重ね、36歳だった21年には最多安打、盗塁王に輝いた。「30過ぎて普通やったらそんなに野球選手としては伸びないのかなと思ってたんすけど、また新しいことを挑戦して、そこからまた自分が成長できたんで、もう40ですけど、まだなんかこっから成長できるとこあるのかなっていうのは思います」と挑戦を続けていく。

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