日本ハム・田宮 親知らず3本一気抜き「結構キツかったっす」不安材料まとめて引っこ抜いて来季へ

 マスク姿で右頬に手を添える田宮
 マスク姿で自主トレを行う田宮
 マスク姿でアップをする田宮
3枚

 日本ハム・田宮裕涼捕手が2日、エスコンで自主トレを行い、先月末に親知らずを一気に3本抜いたことを明かした。オフ期間だからこそ可能な体のケア。来季に向けて不安材料をまとめて引っこ抜いた。

 これまで特に痛みはなかったものの、歯科医に勧められて決断。上の2本はすぐに抜けたが、横向きに埋まっていたという右下の1本は「歯が硬かったらしくて。グリグリ、ガンガンやっていた」(田宮)と処置に手間取った。結局、約1時間かけて全ての抜歯が完了。腫れがまだ残るこの日は、グラウンドでもマスク姿で汗を流し「寝てるだけなのに、結構キツかったっす」と、苦笑まじりに振り返った。

 左下には元々親知らずはなく、これで心置きなくプレーに集中できる。「シーズン中に痛くなったら終わりじゃないですか」と先手を打った。昨季もオフに右肘をクリーニング手術。2年連続でしっかりと来るべきシーズンへの体勢を整えた。不安をなくして見据える来季の目標は、100試合以上の出場と「ゴールデングラブ賞、欲しいっすね」。そのために、抜かりなく準備を進めていく。

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