日本ハム・新庄監督“断トツ”V宣言 25年もファンフェスでサプライズ発表連発「もう2位はよかです」
日本ハムのファンフェスティバル「F FES 2025」が22日、エスコンフィールドで行われ、昨年に続いて新庄剛志監督(53)がサプライズ発表を連発した。来季の開幕投手に伊藤大海投手(28)を指名し、ソフトバンクとの開幕3連戦の先発を公表。さらに3選手の背番号変更と、背番号3となる郡司裕也捕手(27)の「開幕4番・三塁」起用も明言。2万4708人のファンを前に、リーグ優勝&日本一を約束した。
必ず頂点を取るという決意がにじみ出た。就任5年目の来季の幕開けは、誰もが納得する顔ぶれに主役を任せた。開幕の相手は王者・ソフトバンク。新庄監督は「絶対、絶対、絶対に3タテします!」とファンに宣言した。
今季は期待も込めて金村を指名した開幕投手。来季はエース・伊藤に託す。「ソフトバンク戦だから。今年は勝負かけたいんでね。三つ取りにいくために」と理由を説明し、2戦目・北山、3戦目・達の先発も明言した。
野手では郡司を「開幕4番・三塁」に指名した。複数ポジションをこなしながら、今季も35試合で4番を務めた野手の要。「レイエスの後ろで結果を出してくれた」と全幅の信頼を強調した。
“王道”の起用は、チームが成熟してきた手応えの表れだ。「もう強いでしょ。もう来年、優勝じゃなかったら知らん、見捨てる、ぐらいに成長してるんで」と言い切った。先発陣は伊藤を中心に当面は中5日起用を模索し、打線も開幕1カ月で「1~6番まで固定したい」と構想を明かした。
今季の“ゆとりローテ”と“日替わり打線”からの転換。「それで2位だったから。変えないと優勝できないでしょ」と進化を求めた。変革への決意を示すように背番号も、郡司は30→3、福島は94→45、柳川は95→47へ変更した。「もう2位はよかです。断トツで優勝して日本一を取りにいきます」と新庄監督。自信を持って集大成のシーズンへこぎ出す。




