侍・佐々木 デビューでいきなり初安打初打点 初スタメン「9番・一塁」でカ~ン国撃ち

 5回、2点打を放つ佐々木(撮影・金田祐二)
 ベンチへ向かって両手を上げる佐々木(撮影・西岡正)
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 「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本11-4韓国」(15日、東京ドーム)

 「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本-韓国」の第1戦が行われ、「9番・一塁」で先発した広島・佐々木泰内野手(22)がフル出場し、侍デビュー戦で初安打初打点をマークした。五回無死満塁で左前2点適時打を放ち、11-4の逆転勝ちに貢献。来季のブレークが期待される若鯉が、国際舞台で大きな自信と経験を得た。

 シーズンでは味わえないような大歓声の中心に佐々木がいた。日の丸を背負った若鯉は、ベンチに向かって笑顔でガッツポーズ。堂々の侍デビューを振り返り、「最初はすごく緊張したんですけど、チームが波に乗っていたので自分もそこに入っていけました」と充実の汗を拭った。

 快音を響かせたのは五回だ。4点を勝ち越し、なおも無死満塁で迎えた第3打席。韓国の5番手・成泳卓の初球を捉えると、打球は左前へ。2者が生還し、リードを6点に広げる適時打となった。会心の打球ではなかったが、「初球から振りにいけるのが自分の良さ。そこは変えずにやっていく」と、持ち味を存分に発揮した。

 今シリーズは宮崎合宿には帯同せず、試合のみのスポット参戦。出場機会は限られているが、10日・広島戦でも左越えの二塁打を放っており、少ないチャンスで存在感を際立たせている。「打点がついたのは自信になる。まずはカープの中でアピールしないといけない立場。これもまた一つアピールになったのかな」とうなずいた。

 ライバルの躍動も佐々木の心に火を付けた。青学大の同級生・西川が、四回に同点の2点適時二塁打をマークするなど、2安打2打点の活躍。「大学の時から(西川)史礁が打つと自分も打つ確率が高かった。打ててうれしかったです」と“侍ルーキーコンビ”で打線を牽引し、「まだ史礁の方が打っているので、巻き返せたら」と、16日の同戦での逆襲を誓った。

 若侍の台頭は井端監督がWBC連覇へ、欠かせぬ要因としている一つ。佐々木や西川らを招集したのも、激しい競争を促すことが狙いだ。「一人でも多くそこ(競争)の位置にいれることは非常にいいこと。その分日本の層が厚くなる」と、新戦力のアピールに期待を寄せている。

 1年目から自身の想像を超える経験を積んでいる。「なかなか味わったことのない歓声でしたし、他球団のファンからも声援をいただけるのがうれしかった。また明日もチャンスをいただけるなら、しっかり結果を出したいです」と佐々木。何事にも代えがたい経験値を手にし、大きな成長曲線を描いていく。

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