地上約5センチから投じるプロ注目大型サブマリンが神宮初登板 7回コールド勝利に貢献

 「明治神宮野球大会・大学の部・1回戦、神奈川大10-1東亜大」(15日、神宮球場)

 神奈川大が15安打10得点で7回コールド勝利。プロ注目の大型サブマリン・松平快聖投手(3年・市原中央)が神宮球場初登板で4回2安打1失点(自責0)と粘投した。

 初回先頭に13球粘られて四球を献上。味方失策も絡み先制を許したが、「ウチの打線だったらすぐ返してくれるだろうと割り切った」と追加点は許さず。5四死球を反省しつつ、「何とか1点に抑えられたのは良かった。データとしても粘りがあるチームだと出ていたんですが、動じずにゾーンにボールを投げていこうと思っていました」と振り返った。

 6月の全日本選手権では近大との初戦(東京ドーム)に先発も1回2/3を5失点KOで苦杯をなめた。「自信のあるストレートを選手権では打たれてしまったので、ストレートを磨き上げるというのを秋に向けてやってきた。きょうもファウルが多かったですけど、前に飛ばせないという意味では多少成長を感じたかなと思います」と雪辱の投球。DH制のリーグ戦では機会がない打席では、四回に右越え適時二塁打を放って猛攻に加わり、高校通算14本塁打の打撃力も披露した。

 192センチの長身ながら、地面から約5センチの低い位置から最速138キロを投じる。市原シニアに所属した中学時代に上手投げで投手を始めたが、3年時に当時の監督からの薦めで下手投げに挑戦した。体の使い方が横回転だったこともあり奏功。転向後に身長が10センチ伸びて185センチまで達したものの「高さを生かそうという思いはあったんですけど、上手投げより結果が良かったので、アンダースローで生きていこうと思いました」と現在のスタイルにいきついた。

 参考にするのは元ロッテの「ミスターサブマリン」渡辺俊介氏(49)で「技、変化球の精度が一級品。それに自分はスピードを加えて、唯一無二の存在になりたい」と右腕。腕の長さを生かして打者により近いポイントからリリースできることも利点だ。「練習では地面につくこともあるので不便」と苦笑いするが「目線をズラすために、もっと低くしたい」と地上3センチの低さから投じたレジェンドのような投球を目指す。

 12月の侍ジャパン大学代表候補選手による強化合宿メンバーにも選出されており「神奈川大学に来たのもプロに行くため。支配下で指名されるように頑張りたい」と闘志。まずは全国舞台でさらなるアピールを狙う。

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