ロッテ ソフトバンク戦力外の宮崎颯を支配下で獲得へ サブロー新監督補強第1弾、最速152キロの左腕リリーフ
ロッテがサブロー新監督体制補強第1号として、ソフトバンクから戦力外となった宮崎颯投手(25)を支配下で獲得することが13日、分かった。ロッテは今季、シーズンを通して貢献した左のリリーフ投手が高野1人。最速152キロ左腕の宮崎が補強ポイントと合致した。
宮崎は埼玉栄高、東農大を経て、22年度育成ドラフト8位でソフトバンク入り。23年1月にトミー・ジョン手術を受け、同年は登板がなかったが、24年に3、4軍戦で実戦登板を果たした。今季は2軍で結果を残し、7月に支配下登録を勝ち取った。
8月5日のロッテ戦(ゾゾ)では3点ビハインドの八回に2度目の1軍登板。連打と自身の野選で無死満塁のピンチを招いたが、友杉を遊直、藤原、寺地を連続三振に切り、無失点で切り抜けていた。
今季は2軍では31試合登板で2勝3敗3S、1軍では2試合2回無失点と成績を残しながら、10月末に戦力外通告を受けた。180センチ、94キロの恵まれた体から繰り出す剛速球が武器。左腕リリーバーの一角として期待がかかる。
◆宮崎 颯(みやざき・はやと)2000年6月14日生まれ、25歳。埼玉県出身。180センチ、94キロ。左投げ左打ち、投手。埼玉栄、東農大を経て22年度育成ドラフト8位でソフトバンク入団。25年7月に支配下登録され、同年8月3日・楽天戦でプロ初登板。1軍通算2試合で勝敗なし、防御率0・00。




