新生ツバメ軍団が本格始動 ヤクルト・池山新監督“主将”北村恵を相手に打撃投手「体が動くうちは何かしらお手伝いができれば」
「ヤクルト秋季キャンプ」(2日、松山)
ヤクルトの秋季キャンプが2日、松山市の坊っちゃんスタジアムで初日を迎え、池山隆寛新監督(59)が指揮を執る新生ツバメ軍団が本格的に始動した。
元気にハツラツと敷地内を動き回った。午後の特打。スローイングで肩慣らしをした池山監督がマウンドへ。前日、自らのムチャぶりで秋季キャンプの主将に指名した北村恵を相手に1軍監督就任後、初めて打撃投手を務めた。10分間の熱投。「体が動くうちは何かしら(練習の)お手伝いができれば」と意図を語り、レギュラー候補・北村恵の成長も促した。
指導者として大切にしているのは選手の自主性。「自覚を持って、どういうことを練習で取り入れていくかというところが大事」。若手たちが頭角を現すことを求め「有名になって、私服になった時でも覚えられるような選手になってほしい」と期待感を口にした。
初日を終え、「少し疲労感が。自分の中の緊張もあるだろうし期待もあると思う」と本音を吐露。ストレートに思いや感情を表現する“池山流”でチーム強化への第一歩を刻んだ。





