元ロッテの早大・小宮山監督がドラ2の2投手に辛口エール「プロをなめるな」
「東京六大学野球秋季リーグ、早大3-0慶大」(2日、神宮球場)
元ロッテの早大・小宮山悟監督は、楽天からドラフト2位指名を受けた伊藤樹投手(4年)、巨人から2位指名の田和廉投手(4年)に対して辛口のエールを送った。
自身は89年のドラフト1位でロッテに入団。NPB通算117勝を挙げ、米大リーグのメッツでもプレーした。両右腕へ「常々言ってますけど、プロに行く2人にはプロをなめんなよと。プロへ行くのに一番大事なこと。今まで通りに投げられると思ったら大間違いですから」と辛口のエールを送った。
「信じられないぐらいストライクゾーンが狭い。そのストライクゾーンに対応しないといけない。さらに大学レベルで3番、4番を打つ連中が下位打線にいるのがプロ。そこにどれだけ順応できるか。今までと同じつもりでいたら通用するわけないので。気持ちをしっかりと取り組ままないと、すぐに肩をたたかれる。頑張ってほしいですね」と続けた。
頭に血が上らないように、靴ひもを立ちながらではなく片ひざをついて座って結ぶところから教わったという伊藤は「プロ意識は監督さんから学んできました。どういうふうにケアをして、どういうふうに生活をして、どういう食事をしてと細部のこだわりは4年間教わってきたので継続してやっていければ。厳しい世界ですけど、活躍できるように頑張りたい」と話していた。





