日本ハム・伊藤 ダルビッシュからの祝福に「憧れ続けたダルさんに続けたのは本当にうれしい」球団では07年ダル以来の沢村賞

 日本ハムは31日、本拠地・エスコンフィールドでの秋季キャンプ初日を迎え、伊藤大海投手はキャッチボールなどで汗を流した。今季2年連続の最多勝と最多奪三振のタイトルを獲得したエースは、27日には自身初の沢村賞も受賞。「正直ちょっと厳しいかなと思っていたので、びっくりした」と振り返った。

 球団ではダルビッシュ(現パドレス)以来の栄誉。そのダルビッシュからも「おめでとう」と連絡があったという。敬愛する偉大な先輩の祝福に「うれしいですね」と頰を緩め「本当に憧れ続けたダルさんに続けたのはうれしいですし、もし子どもができたら『大谷さんでもとっていないんだよ』と言いたいです」と笑った。

 来季から沢村賞は選考基準を変更。投球回数は200から180に、完投数も10から8になる。今季満たした基準が3項目だった伊藤は「全部クリアして、もう一回とりたい気持ちはある」と宣言。今季は196回2/3を投じた右腕は「イニングとしての目標200は変わらずでいいのかな」と話し「(現行の)基準に対してのリスペクトも含めて、それもクリアしていきたいという思いもある。超えられるようにやっていきたい。変わった基準を目指しちゃうと、たぶんそれ以下になっちゃうと思うので」と目標を高く掲げた。

 11月15、16日に韓国代表と対戦する侍ジャパンのメンバーにも選出。この日はキャッチボールでMLB公式球を使用し、感触を確かめた。CSファイナルS後は趣味の釣りざんまいの日々を過ごし、ボールを握ったのもCS以来。「シーズンのリカバリー、クリーニングをしっかりしていく中で、下半身だったり、細かい部分で足りていないところを見つめ直す期間にしたい」とキャンプのテーマを挙げた。

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