日本ハム・山県 “親友”との対戦心待ち 楽天2位・伊藤は早大の1学年後輩「お互い高められるような存在でいられたら」 CSでの負傷から回復もアピール
日本ハム・山県秀内野手が24日、前日にドラフト指名された“親友”との対戦を心待ちにした。
楽天に2位で指名された伊藤樹投手は早大の1学年後輩。互いに下の名前で「タツキ」、「シュウ」と呼び合い、普段の会話は「タメ口です。もう友達なんで」というほどの仲の良さだ。
自身と同じパ・リーグのチームからの指名。ドラフト後には、伊藤から「対戦できるように頑張る」とLINEで連絡があったといい「『1軍でね』って言っときました」と笑顔で明かした。大学時代の紅白戦では、ホームランを放つなど相性抜群だったが「味方同士なので気合が入っていない。プロに来たら完全に抑えられる危機感がある」と警戒。そのうえで「お互い高められるような存在でいられたらいいなと。それで自分もうまくなれると思いますし」と切磋琢磨(せっさたくま)を誓った。
1年前のドラフト5位で入団した自身は今季、84試合に出場してチームに貢献。CSでも存在感を示した。CSファイナルS第5戦で左大腿部に挫創を負って途中交代。第6戦は欠場してシーズンを終えたが、この日は千葉・鎌ケ谷の2軍施設で素振りなどで汗を流し「めっちゃ元気です」と順調な回復をアピールした。後輩との来季の真剣勝負もモチベーションに、レベルアップを図っていく。



