DeNA 新旧監督が初の同席会見 リーゼント姿の三浦前監督、相川新監督へバトン託す「たくさん話をした」
DeNA・三浦大輔前監督の退任会見と相川亮二新監督の就任会見が20日、神奈川・横浜市内の球団事務所で行われた。新監督の就任と併せて、背番号は「81」が継承されることも発表された。
三浦前監督はトレードマークのリーゼント姿。相川新監督も三浦前監督と同じくチームカラーの濃紺スーツで出席した。新旧監督の同席会見は「ベイスターズでは初」で、三浦野球の継承が伝わりやすいという理由で実現した。
会見ではまず、三浦前監督が辞意を決断した経緯について「昨年クライマックスを勝ち上がって、日本一になって、今年はリーグ優勝からあの舞台に立つっていうところでしたが、リーグ優勝ができなかった。そこをシーズン始まる前から目指して全員で戦ってきましたが、それが達成できなかった。そこが大きいですね」と自らの言葉で語った。
今後について「死ぬまで野球と離れたくないですし、野球というものをもっともっと勉強したいし野球の面白さをもっともっと伝えていきたい」と話し、「当面はのんびりしたい」とも。
隣の相川新監督について「現役の時から戦って、オリンピックも一緒に行ったし対戦もしたし。コーチとして戻ってきてくれて、たくさん話をした」と笑顔を浮かべ、「僕の横で見てた中で相川新監督が感じた部分、自分だったらって思ったところもいっぱいあったと思う。来年からそれを遠慮なく出していただきたい」と激励した。
同席した木村球団社長は三浦前監督について「(就任)2年目から球団の歴史として初めての4年連続Aクラスを成し遂げていただいた。特にDeNAになってからの14年間に大きなステップになった。ホエールズからの70年超の歴史の中でも多大な功績を残してくれた監督。フランチャイズプレーヤーですし、今後も我々とご縁を継続させていただいて、球団の発展に貢献していただければ。横浜の宝です」と最大限の敬意を示した。
一方、相川監督は就任オファーの心境について「武者震いするようなことってこの年になるとないが、監督という話を聞いた時は、体が震えるというか、全身に血が駆け巡るような思いだった」と決意に満ちた表情。続けて、「社長も言ってくれたんですが、今まで三浦さんが、チームが作ってきたものをそのまま継承していければ、いきたいという話で立候補した」とうなずいた。
現役時代、捕手として活躍した相川監督は横浜(DeNA)、ヤクルト、巨人でプレー。引退後は巨人でコーチとなり、22年にDeNAに復帰。今季は1軍ディフェンスチームコーチ兼野手コーチとして、三浦監督を支えた。
木村社長は選任の理由について、「新任の監督ですが、三浦監督が築いてきた4年連続Aクラスの礎をもとに進化させていただくことを念頭に置き、今のチーム状況がよく分かっていること。コーチスタッフとして優勝の経験があることを鑑み、相川亮二さんに引き継いで頂くことになった」と、説明した。
チームは昨季シーズン3位からの下克上で日本一を達成。今季は2位に終わり、CSファイナルSで阪神に敗れた。新体制で、悲願のリーグ制覇を目指すことになった。





