日本ハムCSファーストS突破 劇的逆転!八回レイエス千金打 新庄監督「さすが打点王、ホームラン王。頼りになります」
「CSパ・ファーストS・第2戦、日本ハム5-4オリックス」(12日、エスコンフィールド)
百戦錬磨の将も大興奮だ。日本ハム・新庄監督は開口一番「ふらついてます」と、心地よさげに脱力した。劇的勝利で2年連続CSファーストS突破。「こういう試合をファンに見せられたことが一番うれしい」と喜びに浸った。
1点を追う八回に底力が爆発した。2死から連打で一、二塁としてレイエス。フルカウントから岩崎の156キロを捉え、右翼フェンスにブチ当てた。値千金の逆転適時打。耳をつんざく歓声の中、一塁上でヘルメットを脱いでほえまくった。
お立ち台では「ヨッシャー!」と絶叫してファンを沸かせたが、打席では冷静な読みが光った。2、3球目の高め直球と低めフォークのコンビネーションを見極め「改めて自信を持つことができた」と直球への対応を準備。指揮官は「自分だったらフォーク待ってました。さすが打点王、ホームラン王。頼りになります」と最敬礼した。
来日2年目の愛される主砲。この日は朝4時に起床してモーニングコーヒーを飲みながら、高層マンションから街の景色を見て「自分も高い場所へ行くんだ」とポストシーズンへの気合を高めた。住居周辺を歩けば「頑張って」とファンにかけられる言葉も「ホントニガンバリマス!」と力に変わっている。
昨季と違い、初戦から2連勝での突破。新庄監督は「こういう勝ち方ができるチームになっている。さらに成長を感じますね」と認めた。いざ雪辱の舞台へ。「ファイナルで去年の悔しさを胸に、どうやって戦ってまたこっちに戻ってくるか、選手たちが一番強い気持ちを持っている。信頼して臨みたい」。1年前と同じじゃない。自信を持って、敵地で日本一への挑戦権を奪いにいく。





