「ＣＳパ・ファーストＳ・第２戦、日本ハム５－４オリックス」（１２日、エスコンフィールド）

　日本ハムが劇的な逆転勝ち。２勝０敗とし、ＣＳファーストＳ突破を決めた。

　１点を追う八回２死一、二塁でレイエスが値千金の逆転打。劣勢の試合をひっくり返し、オリックスを撃破した。

　本拠地は大盛り上がりとなったが、次なるステージは敵地で王者ソフトバンクと戦うＣＳファイナルＳ。この日が、エスコンで戦う今季ラストゲームとなる可能性もある。試合後は大型ビジョンに「エスコンフィールドご来場の皆さまへ」とファンへ向けた感謝のメッセージが表示され、「開業３年目の今シーズンは、訪れるたびに新しい発見や楽しさを感じていただけるよう、エンターテインメントやサービスの充実に努めてまいりました。皆様がご家族やご友人、同僚の方々とここで過ごしたひとときが、心に残る思い出になっていれば、これ以上の喜びはありません」と思いが伝えられた。

　続けて、「エスコンフィールドは、皆様と共につくりあげていく『共同創造空間』として、試合がある日もない日も楽しんでいただける世界でも数少ない球場です。皆様のご来場とご声援のひとつひとつが、この場所を育む力になっています」と感謝した。

　ＳＮＳでも話題となり、「何とステキなメッセージ」、「他球団ファンの方にも届くといいなあ」、「おもてなしはエスコンが一番かもしれない」などの声が上がっていた。