大阪桐蔭が2年ぶり13度目V 9-8の乱戦制して近大付を下す

 力投する大阪桐蔭・川本
 大阪桐蔭・中村(左)
 ベンチで指揮を執る大阪桐蔭・西谷監督
3枚

 「秋季高校野球大阪大会・決勝、大阪桐蔭9-8近大付」(12日、GOSANDO南港野球場)

 大阪桐蔭が13度目の優勝を果たした。

 先発の最速152キロ右腕・吉岡貫介投手(2年)は5回4安打4失点。四回2死一、二塁で近大付でソフトバンク・小久保監督のおいである成逢内野手(2年)に右中間への2点適時二塁打を浴びるなどして苦戦した。六回1死一塁からは192センチ左腕の1年生・川本晴大投手が登板。1点リードの八回2死満塁から走者一掃の左翼線2点適時打で勝ち越しを許した。

 打線は初回に2点を先制。2点を追う五回は1死一、三塁から谷渕の左中間への2点適時二塁打で同点に追いついた。六回は2死二、三塁を作るも無得点。それでも2点を追う八回に2本の適時打で3点を奪って再び勝ち越しに成功し、頂点をつかんだ。

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