ソフトバンクが大量10選手に戦力外通告と発表 21年ドラ1・風間球打投手は2年連続「やっぱり悔しい」も現役続行希望 かつての高校生BIG3は故障続く
ソフトバンクは7日、ドラフト1位で入団して今季4年目だった風間球打投手(21)ら10選手に来季契約を結ばないことを伝えた。
風間はノースアジア大明桜高3年夏に最速157キロをマークした剛腕で注目を集め、ドラフト時には小園健太(市立和歌山→DeNA1位)、森木大智(高知→阪神1位、今オフ戦力外)と合わせて「高校生BIG3」と称された。
しかし、プロ入り後は1年目に右肘と右膝、2年目は腰痛など故障に苦しみ1軍登板がないまま昨オフに一旦自由契約となり、今季は育成選手でプレーしていた。しかし、今季も自主トレ中に右手小指骨折で出遅れ、復帰後も制球難に苦しみ2軍公式戦登板も果たせなかった。
風間は「ドラフト1位で獲ってもらって、それに応えられなかったのはやっぱり悔しい。制球難もあったが、そこから逃げずにやれたのはよかった」と話した。
そのうえで「NPBや社会人から話をいただければ。状態もだいぶ戻っているので」と現役続行の意思を明言した。
また、高校時代からともに注目された森木についても「ライバルとして同じ世界に入れたことは嬉しかった。一軍の舞台で投げ合いたかった。それが出来なかったのは悔しい」と話した。
この日戦力外通告を受けたのは支配下選手は田浦文丸投手と長谷川威展投手の2選手。育成選手では風間のほかに星野恒太朗投手、大城真乃投手、藤田淳平投手、赤羽蓮投手、水口創太投手、勝連大稀内野手、川原田純平内野手の8選手。




