新庄監督 続投決断の理由に言及「人との出会い」「ファンのために優勝」「指導者になれる選手もたくさんいるから」
日本ハム・新庄剛志監督が6日、エスコンフィールドで行われた全体練習で取材に応じ、来季続投を決断した理由に言及した。
5日に続投が正式発表されたことを受け、新庄監督は「やります。来年から10年契約で監督させてもらいます。ハッハッハ」と笑み。今季は終盤までソフトバンクと優勝争いを演じながら、昨季と同じ2位となり「3年目で2位になって。正直、5年くらいかかると思っていましたが、1、2年目は別として、来年が3年目という感覚で温かく見守ってもらって、来年が勝負」とうなずいた。
かつて「長くて3年」としていたが、続投を決断した理由にも言及。「僕の人生、5年に変えてもいいかな。人の出会いとかで変わってくる。僕の出会いは吉村本部長、岩本統括副本部長との約束がある。その約束を果たすまでは全力を尽くしたい。ただ、僕ですから(笑)」とうなずいた。
続けて、「やる限りはファンのために優勝すること、選手たちがたくさん年俸をもらって、その先?指導者とかにもなれる選手がたくさんいるから。そういう選手には、そういう指導をしていかないと。それも僕の役目。それとシャウエッセン、チーズ入りのやつとか、肉もあるし、鳥もあるし、デザートもある。そこもドカーンといかせる僕の役目。全てを受け持って」とも語った。
低迷するチームを引き受け、若手を育成しながら2年連続の2位。周囲の期待は大きくなっており、「僕は育成が大好き。育成して成長していく過程。そういうのは僕もものすごく勉強になる。今思えば1、2年目が楽しかった。今はちょっとプレッシャーにはなっています。ファンの期待が2位、2位ときているので」と、のしかかるプレッシャーの重さも明かした。





