ロッテ・種市が5回0封で9勝目 160イニング&奪三振率9以上の目標クリア 9、10月で4勝、月間MVPへ「一回はプロ野球選手としてとりたい」

 「ロッテ3-0日本ハム」(4日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテが完封リレーで接戦を制した。日本ハムとの今季の対戦を8勝17敗で終えた。

 先発の種市は5回1安打無失点、7三振を奪う力投で9勝目。「5回で降りる予定だったので、全力でゼロで抑えられるように頑張りました。真っ直ぐが良かったので、そこが一番かな」と振り返った。

 今季は7月まで3勝7敗と黒星が先行したが、8、9月で6勝1敗と結果を残した。この日で目標としていた投球回数160イニング、奪三振率9以上をクリアした。

 160イニングについては「監督とコーチと8月ぐらいから話していたことだった。建山さん(投手コーチ)には『7回以下で最後(の登板)まで降りるなよ』と言われてたので、全部クリアできてたのでよかったな」と明かした。

 奪三振率に関しては「イニングより(三振を)取るっていうのは1つの目標でもありますし、何より三振が1番いいアウトの取り方なので。そこは1つの目標にしました」と笑顔を見せた。

 9、10月は4勝1敗、防御率0・95の好成績を残し、月間MVP初受賞のチャンス。「今まで何回か逃しているので。1回はプロ野球選手として取りたい」と期待していた。

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