ヤクルト・青木宣親GM特別補佐が神宮で始球式 早大のユニホームに身を包み「当時を思い出して投げました」

 「東京六大学野球、早大-法大」(4日、神宮球場)

 レジェンド始球式に早大OBのヤクルト・青木宣親GM特別補佐が登場した。

 大学時代以来だという背番号24のユニホームは、現役時代から約8キロ体重が減ったため「着られてる感がすごくて恥ずかしい」と苦笑い。それでも「当時を思い出して早稲田を感じながら投げました」と高めに力強い球を投じ「100点です。六大学のファンのみなさんに元気な姿を見せることができた。レジェンド始球式に呼ばれることも光栄」と振り返った。

 チームは青木氏が所属した02、03年以来のリーグ4連覇を狙う。「4年秋は骨折して臨んだんですが、恩返しに優勝して終わりたいと感謝の思いを込めてプレーしたことが印象に残っています」と懐古し、「気負わずに自分たちのプレーをすることが必要。地に足を着けて一つ一つやってほしい」と後輩たちにエールを送った。

 一方、早大からは、この日の先発である伊藤樹投手(4年・仙台育英)ら3人がプロ志望届を提出しているが、「変に声をかけるのもなと…(笑)素の自分でマウンドに上がれた感じはないですね」とヤクルトの編成に関わる立場ゆえの複雑な心境も明かした。

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