ロッテ・美馬、引退試合で登板 本拠地で古巣・楽天と

 1回途中に降板し、スタンドの声援に応えるロッテ・美馬=ZOZOマリン
 楽天戦に先発したロッテ・美馬=ZOZOマリン
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 ロッテの美馬が30日、本拠地ZOZOマリンで古巣・楽天との引退試合で先発した。先頭の浅村に対して二つストライクを取った後にボールが続き、5、6球目は打者の背後を通過する球に。浅村がバットを振って三振となったが、美馬は腕を気にするそぶりを見せて顔をしかめた。中大の後輩、沢村に後を託すと、スタンドへ向かって何度もお辞儀をして降板。右腕は限界だった。「3球目に肘が…。本当に投げられなくなるまでやれたかな」とコメントした。

 「けがをしてもあきらめずに戦ってほしい」という若手へのメッセージを自らの姿で示した。マウンドを降りるときには、古巣楽天のファンからも大きな拍手と声援が送られた。

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