ロッテ・種市 自己最多15奪三振も完投負け「メカニック的にも納得」 7年ぶり80敗に吉井監督「結果なんで」

 日本ハム戦に先発する種市(撮影・中島達哉)
 2回、清宮幸(右)に先制ソロを浴びる種市(撮影・中島達哉)
 日本ハムに敗れ、引き揚げる吉井監督
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 「ロッテ0-2日本ハム」(27日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテの連勝が4でストップ。今季24回目の完封負けで、7年ぶりに80敗を喫した。

 先発の種市は9回4安打2失点で完投負けとなった。自己最多の15奪三振の力投。序盤は最速155キロの直球とフォーク。中盤以降はスライダーも交えた。五回までに先発全員から11個奪い、六回を除く全イニングで三振の山を築いた。

 「真っ直ぐはメカニック的にも納得いくものが出せた」と手応えを口にした。ただ、打線の援護もなく、二回に清宮の一発、三回には3連打で1点を失った。「調子が良かった分、ちょっと雑になっていた。そこが1番の反省点」と悔やんだ。

 吉井監督は「よかったです。まっすぐも強かったですし、フォークも低め決まってましたし」と種市の投球を絶賛。「ただ、今日はファイターズの作戦がみんなバッターボックス前に立ってたんですよ。それで真っ直ぐ狙いできてたと思うんで。まあ参考記録ですね」と話し、「まだまだ良くなります」と期待した。

 打線に関しては「達投手、真っ直ぐがいい投手なので、そこをやっつけようと思ったんですけども、今日は変化球でかわされてしまって、最後まで対応できなかったです」と説明。シーズン80敗には「これほんと、結果なんで」と話した。

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