今季1号の青学大・小田康一郎に仲間も“お手上げ”「もし対戦するなら?」にドラフト上位候補・中西聖輝が爆笑回答
「東都大学野球、青学大7-2中大」(24日、神宮球場)
青学大が3本の本塁打などで快勝した。先陣を切ったのは、今秋ドラフト候補に挙がる左の強打者・小田康一郎内野手(4年・中京)。初回に先制の今季1号ソロを放った。
ドラフト会議まで残り1カ月となったが、「個人のことはあまり考えてなくて。チームの1勝に貢献した結果がドラフトに良い影響を与えれば」と小田。自身の持ち味について「芯に当てるバットコントロール、状況に応じた打撃はできる方かなと」と話した。
その能力は周囲も認めるところだ。同じくドラフト候補で、7回13奪三振無失点と好投した中西聖輝投手(4年・智弁和歌山)は「もし小田と対戦するなら」という問いに、「点差とか状況によるんですけど…基本的に申告敬遠です」と、まさかの回答。「勝負しないです、無理です」と笑いを誘いながらもチームメートの非凡な打撃力をたたえた。
安藤寧則監督も、チームを勢いづけた小田の一発について「1球で仕留めるのはすごい」と目を細める。昨年度のドラフトでは、ともに右の長距離砲であるロッテ・西川と広島・佐々木のドラフト1位コンビを輩出したが、「コンタクト能力は2人よりも上」と話した。




