ソフトバンク拙攻地獄 今季初4戦連続1点差負け M5に一歩前進も「いかんせん、点が入らないとね」
「ソフトバンク0-1オリックス」(23日、みずほペイペイドーム)
4月以来の本拠地4連敗から約20分後。2位・日本ハムが敗れ、他力ながら優勝マジックが「5」に減ったことが救いだった。「いかんせん、点が入らないとね」。またも繰り返された拙攻のオンパレードに、ソフトバンク・小久保裕紀監督(53)は嘆き節を口にした。
2試合連続の零封負けで、今カードは3戦目までにつくった6度の満塁機で、全て無得点。右足のけがから復帰2戦目だった柳田も悪い流れを変えられなかった。初回、七回の好機で凡退するなど4打数無安打。5試合ぶりに先発出場した山川にも一発は出なかった。
4試合連続の1点差負けは今季初のこと。「言いたいことはたくさんあるけど、(本拠地での)4連戦が終わり、明日から仙台。場所も変われば空気も変わる。ということでまた明日」と指揮官。9連戦の残り5試合を見据えた。
24日から楽天と3連戦、27日からは西武と2連戦を敵地で戦う。独走した昨季とは対照的に最終盤に試練が続くが、長いレギュラーシーズンも残り8試合。リーグ連覇を勝ち取るために、気分を切り替えて前進するしかない。




