オリックス・山崎 2日連続“ミラクル火消し”無死満塁から栗原→牧原大→山川斬り「自分でもビックリしました」

 オリックス・山崎
 8回のピンチで登板し、三者凡退に抑える好リリーフを見せた山崎
2枚

 「ソフトバンク1-2オリックス」(21日、みずほペイペイドーム)

 オリックス・山崎が2日連続の無死満塁斬りという“ミラクル火消し”を決め、チーム今季初のソフトバンク戦連勝に大貢献した。

 2-0の八回。岩崎が無死満塁の大ピンチを招き、5番手で登場。先頭の栗原を3球三振、牧原大を一邪飛。最後は代打の山川も渾身(こんしん)の150キロ直球で見逃し三振に仕留めた。

 前日20日の試合でも無死満塁の八回に登板し、得点を許さなかった。右腕は「(前日と同じで)自分でもビックリしました」と目を丸くした。「みんなでつないで、何とか自分の投球をしようと思った。(今季は)迷惑をかけてばかりだったので、少しでも貢献できるようにという思いで投げた」。

 厚沢投手コーチは「(山崎は)ランナーなしの入り方よりも窮地に追い込まれている時の方が圧倒的にパフォーマンスが出る」と評したが、それにしても強豪タカ打線を2度も封じるとは…。“救世主”とはまさにこの男のことだろう。

 2023年リーグ制覇の原動力となった山崎も、プロ9年目の今季は不調続きだった。13日に4度目の1軍昇格を果たしたが、もう後れを取るわけにはいかない。岸田監督も「無失点で帰ってくるなんてできない。2試合連続で本当に助かっている」と最敬礼。山崎の活躍で4位・楽天とは4ゲーム差に広がり、3位堅守に前進した。

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