DeNA完封負け 阪神・大竹にわずか3安打 三浦監督「緩急を使われてとらえきれなかった」CSへ痛い黒星
「阪神2-0DeNA」(11日、甲子園球場)
DeNAは頭脳派左腕の術中にはまった。大竹の前に完封負けを喫し、連勝は「3」でストップ。三浦監督は「ストライクゾーンを広く使われた感じ。際どいボールも緩急を使われて、とらえきれなかった」と唇をかんだ。
100キロを下回るスローボールに幻惑され、わずか3安打。打者29人で片付けられた。起爆剤として右打者のドラフト3位ルーキー・加藤を初スタメン起用したものの、結果として実らなかった。
投手戦を演じた石田裕も、猛虎打線から8三振を奪いながら、四回に中大の先輩・森下に決勝2ランを被弾。得意のスライダーを左翼席に運ばれ「よく同じチームとしてベンチから見ていたホームランを、きれいに打たれたなという感じ」と痛恨の1球を振り返った。
2位・巨人と4位・中日もともに黒星。ゲーム差に変動はなかったが、だからこそ痛い1敗となってしまった。





