ロッテ・河村説人が1216日ぶり勝利 粘投5回1失点「初めて勝った時より、今日の方が嬉しい」

 「ロッテ4-2オリックス」(8日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテは接戦を制し、2連勝を飾った。先発の河村説人投手(26)が5回6安打1失点で、2022年5月11日の楽天戦(楽天生命パーク)以来1216日ぶりの勝利を飾った。

 初回、無死から連打を浴び、1死一、三塁から頓宮に先制打を浴びた。二回以降は192センチの長身から投げ下ろす直球とスライダー、カットボール、フォークを武器にオリックス打線を封じた。中堅・高部らバックも好守で支えた。

 試合後は「勝利…勝ったということは結構、なんて言うんすかね。初めて勝った時より、今日の方が嬉しいなと思います」と喜びを噛みしめ「先発でずっと投げたいなっていうのはもちろん、1年間投げたいなとはいつも思ってますけど、今年も去年もそうですけど、1軍ですら投げられてなかったので、まず1軍で投げられることが大事だなと思います」と今後を見据えた。

 河村は星槎道都大から2020年ドラフト4位で入団。1年目の21年に6勝、22年は2勝を挙げたが、9月に右ヒジ手術を受けた。23年は登板がなくオフに育成契約。24年7月に支配下契約した。今季は8月14日の日本ハム戦(エスコン)で、先発として3年ぶりに1軍で登板。四回途中5失点で敗戦投手となっていた。

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