楽天完敗 西武・今井の前に二塁すら踏めず2安打完封負け 連勝2でストップ

5回途中、三木監督(右)から交代を告げられ肩を落とす岸
6回、ネビン(手前)に本塁打を浴びた宋家豪
先発した岸
3枚

 「楽天0-2西武」(2日、楽天モバイルパーク)

 楽天が今季初対戦となった西武・今井の前に二塁すら踏めずに敗戦。連勝は2でストップした。

 Aクラス入りを目指し正念場の9月に突入したが、またしても難敵が立ちはだかった。21年から対今井の連敗を昨季ようやく13で止めたが、昨季も2勝6敗と大きく負け越し。強敵は今年も健在だった。

 好調・中島、首位打者・村林の1、2番を連続三振に斬られるなど、三者連続三振の立ち上がりを許す。三回には1死から堀内がこの日チーム初の快音となる中前打を放つも、後続は続けなかった。六回には先頭の武藤が左前打を放って、上位打線につなぐも、村林が併殺打に倒れるなど凡退。二塁さえ踏めなかった。

 投げては先発・岸が球数を要しながらも粘り、4回1/3を4安打1失点で降板した。早期継投に入ったが、六回には宋家豪がネビンに14号ソロを被弾。好機さえ作れない今井の前に痛すぎる2点目を失った。

 現在、楽天は21年以来、4年ぶりのAクラス入りを目指し、試合前までで3位・オリックスを5差で追っていた。

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