DeNA・森唯 5回2失点で今季初星 お立ち台で「やったよーっ!」故郷の父へ呼びかけ

 「DeNA5-4阪神」(28日、横浜スタジアム)

 日焼けした肌がまぶしく輝いた。今季初昇格のDeNA・森唯が猛虎打線を5回2失点に抑え、今季初勝利。先発としては2年ぶり白星だった。開幕から2軍暮らしが続き、シーズン終盤で巡ってきたチャンス。「今までやってきたことが無駄じゃなかったと思えるゲームだった」と感慨を口にした。

 「チームが勝てたことが一番。それなりに仕事ができたかなと思っている」。立ち上がり、佐藤輝に特大の先制2ランを浴び、目が覚めた。「あそこで吹っ切れた感じもあった。その後はリズムよくいけた」。三回からはパーフェクト。そんな右腕を、打線は3本のアーチで援護した。

 「思うことはいっぱいありますけど、とにかく楽しもうと思ってマウンドに上がった」。ファームでは、若手とともに汗を流した。ともに昇格が決まった知野とは「絶対頑張ろうな」とメールを送り合い、この日、一緒にお立ち台に上がった。

 地元・徳島からは母親や兄弟が応援に駆けつけていた。登板前日、「おやじが所用で来られない。お立ち台で何か言おうと思います」と宣言していた右腕だったが、見事に有言実行。「やったよーっ!」と子どものような笑顔を弾ませ、故郷の父に呼びかけた。

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