山梨学院のエース・菰田陽生 右肘痛めて1回で降板「自分から痛いと言った」逆転負けに泣き崩れる「来年、絶対に戻ってきたい」
「全国高校野球選手権・準決勝、沖縄尚学5-4山梨学院」(21日、甲子園球場)
山梨学院のエース・菰田陽生投手は先発マウンドに立つも1回2安打1失点で降板。試合後、右肘を痛めたことを明かした。
大粒の涙を流し、アルプスへのあいさつ後に泣き崩れた右腕。初回のマウンドで「少し(ズキッと)きました」と痛みを覚え、ベンチへ戻った後に「自分から痛いと言った」と吉田監督に異変を伝えた。中学3年時に右肘の剝離骨折を負った経験があるという。
吉田監督は「守備で悪送球した時に表情を見て。痛めたと」と状況を説明。ただ「早めに代えたので秋は投げられると思う」との見通しを示した。
以降は打者として出場するも山梨県勢初の決勝進出は逃した。「自分たちのやってきたことは足りなかった。来年、絶対に戻ってきたい」と必死に前を向き、「いろんな経験をさせていただいた。課題もたくさん出た。新チームでなくしていきたい」と語った。




