DeNA・東 リーグ単独トップ12勝 5回3失点に反省「こんなところでバテているようではダメ」
「DeNA7-4広島」(20日、横浜スタジアム)
リーグ単独トップの12勝目をマークしたDeNA・東は、反省の言葉ばかりが口を突いた。5回8安打3失点と苦しみながらもぎ取った白星に、「こんなところでバテているようではダメ」と自らに言い聞かせた。
「駆け回りすぎました、正直なところ」。二回の打者一巡の猛攻に、“9人目の野手”として貢献した。1死二、三塁から左翼へ2点適時二塁打。タッチアップで三塁を陥れたうえ、5点目のホームも踏んだ。その後、失点を重ね「呼吸のリズムだったり、体のバランスがズレたのかな」と猛省した。
それでも、3年連続12勝以上は秋山登、平松政次らに並び球団史上5人目。左腕では初の快挙だ。「勝ち星にこだわるのは日本の野球の考え方。それよりイニングを投げることの方が大事」と常々語る左腕は「次は柱としてもっといいピッチングをしていきたい」と話した。





