巨人・マルティネスがお立ち台で号泣 前日来日したばかりの両親と妻の前でNPB史上最速200S「サポートしてくれた家族のおかげ」通訳も涙声
「巨人6-5阪神」(15日、東京ドーム)
通算200セーブを挙げた巨人・マルティネスがお立ち台で号泣した。1点リードの九回を3者三振に仕留めて上がったお立ち台。右腕は「今日は父、母、そして大切な妻が来てくれてまして、その妻に200セーブを捧げたいと思います」と話した。
続けてスタンドを見上げながら「実は昨日キューバから来日したばかりで。家族の前で達成できて感動しています」と話すと、こみ上げる感情を抑えきれず涙が頬を伝い、通訳も涙声になったような声色で右腕の言葉を伝えた。「逆転してくれた味方の選手に感謝したいです。まずはここにたどり着くまでに手を抜くことなく練習してきた結果だと思いますけど、サポートしてくれた父、母、そして妻、家族のおかげだと思っています」と何度も言葉に詰まりながらも懸命に言葉を紡ぐと、スタンドのファンからは惜しみない拍手が寄せられた。
外国人投手の通算200セーブ達成は2017年のサファテ(ソフトバンク)以来2人目。通算348試合目での到達は、横浜(現DeNA)・佐々木主浩の370試合を上回るNPB最速記録となった。




