帰ってきた阪下漣に甲子園が大歓声 九回のピンチでマウンドへ この日最速143キロで締め「楽しみながらやれた」
「全国高校野球選手権・2回戦、東洋大姫路8-4花巻東」(15日、甲子園球場)
東洋大姫路の阪下漣投手(3年)が九回無死二塁で2番手のマウンドに上がり、場内の大歓声に迎えられた。
8-4の九回、先発の木下が先頭に二塁打を浴びたところで阪下がマウンドへ。背番号1をつけて臨んだ今春センバツで右肘を故障して以来、初めて甲子園のマウンドに立った。
阪下は最初の打者・山崎を128キロのスライダーで空振り三振。次の高間木には直球で攻め、初球に141キロを計測。最後は高め139キロで連続で空振り三振に仕留めた。続く佐藤には1ストライクからこの日最速の高め143キロで遊ゴロに打ち取り、試合を締めくくった。
阪下は試合後、「木下の球数が120近くになっていたので自分の判断でいつでもいけるようにブルペンで投げていた。木下を助けるピッチングをしたいと思っていた」と振り返った。甲子園のマウンドについては「木下が連れてきてくれた甲子園。楽しみながらやれた」と仲間に感謝した。
岡田監督は「球威はまだそこまで出ていないが、去年はあの子のおかげで勝ちましたんでね。彼のここまでの経験値も含めて本当に低目を丁寧に投げてくれた」とねぎらった。同時に今後の起用法については「長いイニングはあれですけど、短いイニングで、しっかり今日ぐらい放ってくれると助かる」と話した。



