“優勝請負人”工藤公康氏を育てた?恐怖の「ピンポイントキャッチボール」 緊張状態で常に力を出す方法に説得力w

 14日のフジテレビ「ぽかぽか」に、プロ野球の選手、監督として計16回の日本一を経験し“優勝請負人”の異名を持つ工藤公康氏(62)が登場。思い出話の数々でスタジオを沸かせた。

 「野球には全く興味がなかった」「甲子園を目指していなかった」などと、輝かしい実績からはかけ離れたような少年時代を振り返った工藤氏は野球を始めたいきさつを、小学2年生ぐらいで「草野球をやっていた父親のキャッチボールの相手として始めさせられた」と説明。

 そのキャッチボールに「ピンポイントキャッチボール」があったといい、草野球で捕手だった父親に兄弟みんな連れて行かれ、父が構えた所に投げないと捕ってくれなかったと振り返った。構えと違う所に行くとミットを動かすことなく「おー取ってこい」と言われ、取りに行ってまた投げるという繰り返し。

 MCのハライチ・澤部佑に「だんだん、そこに投げれるようになってくんですか?」と聞かれ、「投げないと機嫌が悪くなって帰っちゃう。で、投げると機嫌が良くなってアイスクリーム買うぞとかお菓子屋さんに寄って『何か買っていいぞ』って言って、家でホンワカした状態で一日が過ごせる。兄弟で『今日は何としてもいいとこ投げるぞって』と答え、スタジオを爆笑させた。

 工藤氏はその後の少年少女からの質問コーナーで緊張のほぐし方を聞かれ、「緊張はする。緊張した中で常に自分のいいプレーをするためには、常に練習から緊張するっていうことをした方がいい」と回答。その方法として「今日はこういう練習があるから、こういうボールを捕ってこうやって投げるんだとか、自分で高いレベルでクリアできる条件をつけていく」と説明。「そうすると、してないようで緊張する。やろうとしてる自分に対してプレッシャーをかけてるわけだから」と続けた。

 MCの神田愛花に「やっぱりお父さんのキャッチボールが良かったんですね」と聞かれた工藤氏は「常に緊張でしたね」と笑わせた。

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