涼しい開会式は高校球児に好評 猛暑対策で午後4時開始「かなり涼しく」「夕方にやることで暑さは感じない」

 白い帽子と白い靴でジャッジする球審
 午後4時から行われた開会式で、銀傘の影がグラウンドに落ちる
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 「全国高校野球選手権・開会式」(5日、甲子園球場)

 猛暑対策として史上初めて午後4時から行われた開会式では、出場全49校が堂々と入場行進。約40分間で離脱者も出ず、選手からは好評の声が相次いだ。

 心地よい浜風に吹かれながら球児は、はつらつと行進した。気温33度ながら蒸し暑さはない。開会式後の選手の表情には例年の疲労感はなく、充実感がにじみ出た。

 史上初めて午後4時から行われた開会式。選手からは絶賛の声が飛んだ。午前8時30分開始だった昨夏の開会式を経験している健大高崎の主将・加藤大成内野手(3年)は、今年も日が当たる場所で過ごしたが「夕方感があって楽しい開会式でした。かなり涼しくて良かった」と笑顔だった。

 日は西に傾いており、九州の出場校の一部と開幕戦を行う小松大谷、創成館は入場行進後の隊列で一塁側に位置し、銀傘の影に守られた。沖縄尚学の主将・真喜志拓斗内野手(3年)は甲子園練習で関西の暑さの厳しさを実感。それでも「(今日は)影だったので非常に涼しい。夕方にやることで暑さは感じない」と話した。一塁側で吹奏楽の生徒が演奏するのも新たな光景。従来は三塁側に位置していたが、高野連が猛暑対策として配置を変更した。

 高野連・宝馨会長(68)は励ましの言葉で「いつもと違う形で」と前置きし、宝会長が「高校生」と発した後、観客が続けて「頑張れー!」とシャウト。スタンドに協力を仰いで短時間であいさつを締めた。

 今大会から審判は白基調で従来の紺色をつばだけに残した帽子を使用し、開幕戦から各審判が着用。また塁審だけ着用可能だった白シューズが球審にも認められるなど、各所に暑さ対策が施され、18日間の戦いが始まった。

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