日本ハム・新庄監督「僕のわがまま」北山の背番号変更、舞台裏を明かす「いい投球してもオーラが薄いんですよね」

 「日本ハム-西武」(5日、エスコンフィールド)

 日本ハム・新庄剛志監督が試合前に報道陣に対応。北山亘基投手(26)の背番号が57から15に変更になった舞台裏を明かした。

 新庄監督は「今、(防御率)1・57でしょ?『7』いらんなと思って」と笑わせると、「あと、いいピッチングしてもオーラが薄いんですよね。背番号じゃないかなと思って。加藤君、北山君、伊藤君、達君。先発は1がついてないとダメですね。大好きな「1」が」と現役時代、自身がつけていた「1」と重ねた。

 シーズン途中では異例の背番号変更。きっかけは、やはり新庄監督だった。「吉村さんに相談したんですよ。『シーズン中て変えていいんですか?』って」という。吉村チーム統括本部長からは新庄監督の現役当時に触れ、「『引退試合の時に変えた人がいるから大丈夫』って。『そうだ、63に変えたんだ』って」と自身の経験を思い出して笑った。その後、正式に許可が出て本人に確認。「いつかはつけて見たい」と返答がありゴーサインとなった。

 北山はここまで先発ローテの一角として活躍し、6勝3敗、防御率1・57。21年ドラフト8位で入団し、チームに欠かせない存在となった。指揮官は「背番号見ながら投げるわけじゃないが、軽い方が、オーラが出てくるかなと」と、さらなる飛躍を期待。ファンに向けても、「僕のわがままですけどね。変更は。1・57の7を省いてほしいと。そこは大事なポイントだった」と理解を求めた。

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