巨人がサヨナラで3タテ阻止!2位浮上 若林が決めた「最高でーす!!」マルティネスが背信もVデッドラインで踏みとどまる

 「巨人4-3DeNA」(3日、東京ドーム)

 巨人がサヨナラ勝ちで同一カード3連敗を阻止。2位に浮上した。

 まさかのシーンだった。九回1死から守護神のマルティネスが宮崎に同点ソロを被弾。それでも1死三塁のピンチをしのいだことで、勝機が生まれた。九回2死から門脇が左中間を真っ二つに破る二塁打を放ってチャンスメークすると、若林が中越えの一打を放って試合を決めた。直後に東京ドームは大歓声に包まれ、グラウンドでは歓喜のウォーターシャワーが行われた。

 お立ち台では「最高でーす!!」と絶叫。「2ストライク追い込まれて、何とか粘るつもりでいったんですけど、外野を越えてよかったです」と語った。「嫌な流れでしたけど決めきろうと思って。全員で1勝、勝ちに行って準備して来週を迎えたい」と力を込めた。

 岸田が活躍したゲームだった。1点を追う六回、好投を許していたDeNA先発・石田裕に対し、4番・キャベッジのこの日2本目の二塁打などで2死二、三塁の好機を作った。5番・岸田は2番手・颯に対しフルカウントからのスライダーを右中間に運ぶ逆転2点二塁打を放った。

 塁上でガッツポーズを披露し「くらいついて気持ちで打ちました。逆転できてよかったです」とコメントした。八回には無死一塁から代走・梶原の二盗を阻止。九回2死一塁でも盗塁を阻止した。

 先発・赤星は7回6安打2失点で6月29日のDeNA戦(東京D)以来となる7勝目。二回に宮崎に先制ソロを被弾。六回には宮崎の犠飛で一時は勝ち越しを許した。それでも四回、七回は無死から走者を許しながら無失点に抑えるなど、粘りの投球だった。

 敗れれば首位・阪神との差が球団史上最大でVへのデッドラインとなる13ゲームを超える危機に立たされるだけに、価値ある1勝になった。

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