「全国高校野球選手権・組み合わせ抽選会」（３日、大阪市内）

　開幕戦以外の組み合わせ抽選が行われた。

　注目カードは春夏連覇を目指す横浜が甲子園Ｖ経験校の敦賀気比と対戦。大会８日目には昨年のセンバツＶ校の健大高崎と選手権Ｖ校の京都国際が激突。対戦が決まると会場がどよめいた。智弁和歌山と花巻東が大会４日目の第１試合でぶつかる。

　健大高崎の青柳監督は抽選後、「非常に強い相手。できればやりたくなかったですけど、しょうがない。精いっぱい準備したい」と本音を吐露。エース・石垣元気投手ら複数の好投手を擁しているだけに「京都国際には投手陣を全員使うつもりで総動員して戦う」と力を込めた。

　京都国際の小牧監督は「トップクラスのチームですから」と相手を評し、「初戦からチャレンジャーです。ただ京都大会で西村が多く投げたので、日程が後半になったことはありがたかったですね」と語った。

　１日にはオンラインで各校の主将が集結。抽選会から開幕まで時間がないことから、開幕試合の抽選のみが行われ、創成館と小松大谷が激突することが決まっていた。

　初戦の組み合わせは以下の通り。

　【大会１日目】

　開幕試合　創成館－小松大谷

　【大会２日目】

　第１試合　鳥取城北－仙台育英

　第２試合　開星－宮崎商

　第３試合　金足農－沖縄尚学

　第４試合　鳴門－天理

　【大会３日目】

　第１試合　横浜－敦賀気比

　第２試合　高知中央－綾羽

　第３試合　津田学園－叡明

　第４試合　旭川志峯－広陵

　【大会４日目】

　第１試合　智弁和歌山－花巻東

　第２試合　東洋大姫路－済美

　【大会５日目】

　第１試合　弘前学院聖愛－西日本短大付

　第２試合　明秀学園日立－聖隷クリストファー

　第３試合　青藍泰斗－佐賀北

　第４試合　市船橋－明豊

　【大会６日目】

　第１試合　県岐阜商－日大山形

　第２試合　北海－東海大熊本星翔

　※ここから２回戦

　第３試合　高川学園－未来富山

　第４試合　豊橋中央－日大三

　【大会７日目】

　第１試合　聖光学院－山梨学院

　第２試合　岡山学芸館－松商学園

　第３試合　尽誠学園－東大阪大柏原

　【大会８日目】

　第１試合　健大高崎－京都国際

　第２試合　中越－関東第一

　第３試合　神村学園－開幕戦の勝者