「中日８－５巨人」（２９日、バンテリンドーム）

　巨人が逆転負けで連勝は３でストップ。再び借金１となった。

　打線は初回に先頭・丸の右前打から１死一、二塁の好機をつくると、体調不良から１軍復帰後３試合連続で４番に座るキャベッジが、中日先発・大野から右翼席への９号３ランを放ち、３点を先制した。

　だが、二回以降は大野の前に無安打に抑えられると、三回まで完全投球の先発・西舘が四回に先頭の岡林への四球から崩れ、１点を返されてなお１死一、二塁でボスラーに逆転３ランを被弾。続く五回には岡林の２ランを浴び、５回６安打６失点で降板となった。

　それでも、３点を追う六回１死一塁で、五回の守備で左翼への飛球を落球（記録は二塁打）したキャベッジが、汚名返上のこの試合２本目となる右翼への１０号２ランで、一時は１点差に迫る。

　再び３点差と突き放された七回には１死からリチャード、代打・大城卓の連打で２死一、三塁と好機をつくるも、最後は佐々木が二ゴロに倒れて無得点。投手陣の大量失点が響いて敗戦となった。