上原浩治氏 オールスターでの両投げ披露に疑問「僕は真剣勝負を見てみたい」 エンタメ要素には理解「エンタメとして1試合やれば」

 巨人や米大リーグで活躍した上原浩治氏が27日、TBS系「サンデーモーニング」に出演。プロ野球のオールスターゲームについて言及した。

 この日は元西武監督の渡辺久信氏とスポーツコーナーに登場。23、24日に行われたオールスターゲームについて取り上げた。第1戦に登板した、左腕・モイネロ(ソフトバンク)が2人をアウトに取ると、右投げ用グラブをつけて、右投げでファビアンを打ち取った。

 感想を問われた上原氏は「両投げは本当に器用だなと思いますけども、このオールスターの意味っていうところで、どうなのかなって…」と疑問を口にした。「真剣勝負っていう部分ももちろん必要ですし、エンタメ部分も必要かもしれないですけど。だったら、もうエンタメっていう一つの部分として1試合やるとか。ていうふうにしてもいいんじゃないのかなあ。僕はどっちかというと真剣勝負を見てみたいので」と持論を述べた。

 上原氏は巨人での現役時代に8度オールスターに出場。一番の思い出を問われると、「1年目のイチローさん(当時オリックス)にホームランを打たれたところですね」と即答し、「キャッチャーが古田さん(当時ヤクルト)だったんですけど。サインに首振ったんですよ」と回想。古田のサインは内角のストレートだったが、当てられそうな予感がして、フォークボールを選択したが、ものの見事にセンターバックスクリーンへ放り込まれた。

 上原氏は「すごい後悔してます。やっぱりキャッチャーのサインに首振ったらいけないなと」と話してスタジオの笑いを誘った。「そのときってまだ交流戦がなかったので。イチローさんとやるっていうのは、すごい夢のような世界でできたなという感じはしました」と当時を懐かしんでいた。

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