古豪大鉄復活!阪南大高が30年ぶり8強 代打中嶋決めた左越え二塁打 近大付相手に逆転サヨナラ
「高校野球大阪大会・5回戦、阪南大高3-2近大付」(22日、くら寿司スタジアム堺)
劇的勝利で古豪の復活を印象づけた。阪南大高が強敵・近大付を相手に逆転サヨナラ勝ちで、1995年以来、30年ぶりにベスト8進出だ。
初回に1点先制され、四回に山田陸空捕手(3年)の本塁打で同点も八回、守備の乱れもあり再び勝ち越しを許した。
同校OBでもある豊島健太監督(46)は「とにかく後半勝負と言い続けていた。みんな諦めず頑張ってくれた」と九回には2死二、三塁までもっていき、最後は背番号13の代打・中嶋海吏内野手(3年)が左越え二塁打で勝負を決めた。
大鉄時代は春夏通算7度の甲子園出場はあるが、校名が変わった86年以降は豊島監督が現役だった30年前のベスト4が最高位。春まで「3」を背負っていた殊勲の中嶋は「どんな場面でもいける準備をして、甲子園に行きたい」と長い歴史の新章追加に意気込んだ。




