DeNA ビシエドが入団会見 36歳「衰え感じていない」1年半ぶり日本球界復帰 背番号は中日時代と同じ「66」
DeNAに入団した元中日のダヤン・ビシエド内野手(36)が22日、横浜市の球団事務所で入団会見に出席した。引き締まった肉体にスーツをまとい、半年ぶりとなる日本球界復帰に「今年36歳ですけど、全く衰えは感じていない。体の状態もいい」と自信。新天地の横浜で逆転Vのピースとなることを誓った。背番号は中日時代と同じ「66」、推定年俸45万ドル(約6700万円)。
慣れ親しんだNPBへのカムバックを熱望していたと明かした。昨季限りで中日を退団し、今季はメキシコでプレーしていたが「まだやれると証明したいと思っていた。日本に戻るのを目標に頑張っていた」とビシエド。「横浜は優勝をかなえられるチーム。100%のプレーで貢献したい。横浜スタジアムはバッターにすごく有利な球場だと思う」と力を込めた。
日本在籍9年間で打率・287、139本塁打、549打点。2018年には首位打者と最多安打のタイトルも獲得した打棒は魅力だ。萩原チーム統括本部長は「打線の起爆剤が必要。フォード選手が左なら、右のビシエド選手も仲間になってもらいたいと思った」と右の大砲として期待。23年に国内フリーエージェント(FA)権を取得し、外国人選手枠に含まれないメリットもある。
21日には神奈川・横須賀市内の2軍施設で練習を開始。1軍は26日の阪神2連戦(甲子園)から後半戦をスタートするが、猛虎の独走を止める存在となれるか。





